利用案内
当館は、美術大学の図書館として学生および教職員の教育と研究を円滑に進めるため、美術という分野を中心に広く周辺領域の学術情報資料を収集、保存し、提供することを重要な目標としています。
また、図書館は単に本の貸出のためだけにあるのではなく、必要な情報を得るための機関でもあります。そのための調査、相談(レファレンスサービス)も図書館の重要な機能の一つです。常に新たな知識と情報を収集し、利用者へ提供する事を心がけています。
現在、図書館をとりまく環境は急激に変化しています。一般的に図書館においては基本的文献資料としての図書・雑誌の充実ということが第一に必要とされることです。しかし一方では「書籍」という形態以外の資料も近年は数多く発行され、それに含まれる情報量も多大なものになっています。
こうした状況の中、多摩美術大学図書館では、資料文献から最新情報までの収集と、検索・利用のための本格的なデータベース化が進められており、それとともに美術大学の図書館ならではのデータの提供が期待されています。
本学には、資料の多くを所蔵する八王子図書館(八王子キャンパス内)と、上野毛図書館(上野毛キャンパス内)があります。各館相互に専門分野である美術を中心に歴史的資料はもちろん、最新の図書・資料を収集・保存して利用者に提供しています。